「令和6年度 学校・自主防災組織合同防災訓練」

防災

1月25日、加東市立滝野中学校にて開催された「令和6年度 学校・自主防災組織合同防災訓練」に防災士会として参加してきました。
この訓練は、学校と地域が連携し、防災力を高めることを目的に実施され、約620名の参加者が集まりました。

防災士会の役割

私たち防災士会は、救出訓練や避難所運営訓練(HUG)を通じて、地域住民や生徒に防災の重要性を伝える役割を担いました。

訓練内容

この日の訓練では、以下のようなプログラムが行われました。

  • 救出訓練: 自衛隊や警察署、消防署と協力し、倒壊建物や車両からの救出方法を学びました。
    実際の状況を想定したこの訓練では、防災士会も見学・指導の一部を担い、迅速な救助活動の重要性を再認識しました。

  • 避難所運営訓練(HUG): 避難所の運営におけるシミュレーションとして、避難者の配置や支援物資の管理を学ぶ訓練が行われました。
    防災士会は、図上訓練の進行をサポートし、地域住民の皆さんに「円滑な避難所運営」のポイントを説明しました。

  • 体験型訓練:

    • 災害体験VRで地震発生時の揺れをリアルに体感。
    • 消火器の使い方の実演と実践。
    • 感震ブレーカーの展示で電気火災の防止策を学ぶ。
    • 特殊車両や防災グッズの展示で、装備の重要性を理解。

印象的なポイント

訓練を通して、生徒たちが真剣に防災について学ぶ姿が印象的でした。
また、地域の多くの団体が一堂に会し、連携を深める姿勢が非常に心強かったです。
特に、災害発生時に迅速な対応が求められる「初動」がテーマになった訓練は、非常に実践的でした。

アルファ化米と豚汁の試食会

訓練終了後には、災害時の非常食としてアルファ化米と豚汁の試食が行われました。
生徒たちや保護者が「意外と美味しい!」と話している様子は、非常時の食事への意識向上にもつながったと思います。

終わりに

今回の防災訓練を通じて、地域と学校が協力し、防災力を高める大切さを再認識しました。
災害はいつ起こるかわかりませんが、こうした訓練があることで、「いざ」という時に落ち着いて行動できる自信につながります。

今後も防災士会として、地域の安全を守る活動に力を入れていきたいと思います。