「令和6年度 学校・自主防災組織合同防災訓練」 防災 2025.01.27 目次 学校・自主防災組織合同防災訓練に参加して防災士会の役割訓練内容印象的なポイントアルファ化米と豚汁の試食会終わりに 学校・自主防災組織合同防災訓練に参加して 1月25日、加東市立滝野中学校にて開催された「令和6年度 学校・自主防災組織合同防災訓練」に防災士会として参加してきました。この訓練は、学校と地域が連携し、防災力を高めることを目的に実施され、約620名の参加者が集まりました。 防災士会の役割 私たち防災士会は、救出訓練や避難所運営訓練(HUG)を通じて、地域住民や生徒に防災の重要性を伝える役割を担いました。 訓練内容 この日の訓練では、以下のようなプログラムが行われました。 救出訓練: 自衛隊や警察署、消防署と協力し、倒壊建物や車両からの救出方法を学びました。実際の状況を想定したこの訓練では、防災士会も見学・指導の一部を担い、迅速な救助活動の重要性を再認識しました。避難所運営訓練(HUG): 避難所の運営におけるシミュレーションとして、避難者の配置や支援物資の管理を学ぶ訓練が行われました。防災士会は、図上訓練の進行をサポートし、地域住民の皆さんに「円滑な避難所運営」のポイントを説明しました。体験型訓練:災害体験VRで地震発生時の揺れをリアルに体感。消火器の使い方の実演と実践。感震ブレーカーの展示で電気火災の防止策を学ぶ。特殊車両や防災グッズの展示で、装備の重要性を理解。 印象的なポイント訓練を通して、生徒たちが真剣に防災について学ぶ姿が印象的でした。また、地域の多くの団体が一堂に会し、連携を深める姿勢が非常に心強かったです。特に、災害発生時に迅速な対応が求められる「初動」がテーマになった訓練は、非常に実践的でした。アルファ化米と豚汁の試食会訓練終了後には、災害時の非常食としてアルファ化米と豚汁の試食が行われました。生徒たちや保護者が「意外と美味しい!」と話している様子は、非常時の食事への意識向上にもつながったと思います。終わりに今回の防災訓練を通じて、地域と学校が協力し、防災力を高める大切さを再認識しました。災害はいつ起こるかわかりませんが、こうした訓練があることで、「いざ」という時に落ち着いて行動できる自信につながります。今後も防災士会として、地域の安全を守る活動に力を入れていきたいと思います。