近畿地方(兵庫県)の地震を学ぶ

防災

2月18日(土)、場所は小野市王子町にあるコミュニティセンターおの
Wi-Fiがつながる唯一の部屋に
長年、地震に関する勉強に励んでこられた加西市在住の中村壽男防災士を講師に迎え、

「お~いっ 中村さん 地震のこと教えてくださ~い」

がいよいよ開幕スタートとなりました。

HPご覧のみなさんに聞いてみよう。
地震のメカニズムって誰かにわかりやすく伝える事って難しくないですか。
地震大国である日本。
過去に発生した地震について意外と理解していないことが多いのではないでしょうか。
そんな疑問を解決してくれたのが今回の講師、中村壽男です。

わたしたちが住んでいる地球の構造、
特に地球の表面に覆う地殻
(プレートと呼ばれる厚さ100kmにもおよぶ岩盤)から
大陸移動や火山などの造山運動の原因といわれるまでの距離2900kmという数値
この気が遠くなるような数値の中で私たちの住んでいる日本で起こる地震が深く関わっていること
わたしたち人間が生きているように地球も生きているよね
という事をあらためて考えさせられた気がします。

地震の発生はすべて同じではなく、
地殻の動きにより揺れの大きさや被害の拡がり方が違うこと、
特に「アウターライズ地震」・「異常震源域地震」と命名される地震の存在、
わたしたちが活動している北播磨地域で大きな地震が起きた時、足元にある地面の層は

左右のどちらかに大きく横ずれを起こす確率が大きい

北播磨地域の地震を常に観測している観測所が近隣にあるということなど数多くの事を学び、
今後の地震に対する備えにつながるいい機会となりました。
ホームページ上では、今回講師を務めていただきました中村壽男さんから伺った地震のおはなしの紹介については、まだまだほんの一部に過ぎません。
中村ご壽男さんの話の続きにご興味のある方は是非とも私たち、
北播エリアにご参加ください。いつでもお待ちしています。