多可町集落防災研修

防災

マイ避難カード実践訓練

「実践に勝るものなし」

62集落、約19,000人が住んでいる町、魅力ある町、多可町。

11月9日(木)、119番の日。19時という仕事帰りで疲れている時間帯。

多可町文化会館「ベルディ―ホール」には、多可町62集落の役員約90名が集まりました。

 

さっそく、研修のはじまり。

当エリアの活動紹介、スタッフ紹介を終え、参加者に聞いてみた。

「マイ避難カード」を知っている方は手を挙げて。結果は1~2人。

今年6月18日(日)早朝より多可町下村地区で行った

「マイ避難カード、避難持ち出し品チェックリストを用いた実践訓練」をパワーポイントを用いて紹介。

訓練は自宅から始まった。防災無線より町内に向けて「高齢者等避難」を発令。
参加者は事前に作成した「マイ避難カード」に記載されている避難ルートを歩き、地域に住んでいる方々は避難所指定の「下村住民センター」を目指して避難する。という内容です。

下村地区の各役員は避難所前にたどり着き、訓練のポイントとなる課題点

①避難所の開錠⇒②受付の開始⇒③避難者名簿の作成⇒④用水路の管理⇒⑤車いすを用いた要介護者の避難支援をクリア。

最後に住民全員で訓練の検証を行い、課題は残したが、実災害に備えた訓練としては大きな一歩であったという事を集落の代表者に伝えた。

すると、集落の代表者約90名のうち、数十名の方々がメモを取り始めた。

 

集落の代表者の中には、実災害に見舞われた経験のある方も含まれており、

 実践形式を想定した訓練は必要不可欠であると考えます。

わたしたち兵庫県防災士会では、講座や研修、ときにはイベント参加を通じて、防災に関する学びの場、そして、助け合いの絆を生み出すコミュニティの場を提供していきます。

 

たくさんの方々からのご依頼を待っています。