【災害ボランティア養成講座】

防災

「しっかりと伝えよう!私の考え。」

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ふと、思えば。
自分の考えを主張できる場所って少なくないですか。

5市1町ある北播磨地域は、主張する場所が近年増えています。

今回お世話になります加西市社会福祉協議会では毎年、災害ボランティア養成講座と題し、参加される皆さんが真剣に講義に聞き入られますが、和やかな雰囲気の中、楽しさを忘れずに自分たちの思いをしっかりと伝えて話し合いをされます。

 

今年6月17日(土)加西市社会福祉会館で開催された「災害ボランティア養成講座」に、わが兵庫県防災士会北播エリアの蒼々たるメンバーに声が掛けていただきました。

講座に参加するみなさんとするテーマは子供から大人まで学べる災害教育教材「クロスロード(重大な決断)」です。

クロスロードとは「出題」、「Yes/Noの決断カード」、多数派意見のごほうび「青座布団」、一人のみ意見のごほうび「金座布団」が全てカードであり、気難しい顔をしながらゲームを進めていくのが一般的です。

兵庫県防災士会はチョットだけ違うんです。

みなさんにゲームを楽しんでもらうこと、様々な視点から防災を考えてもらうことを大切にしたいというスタッフ一同の思いから、「出題」はパワーポイントを使い、「青座布団」、「金座布団」はフワフワした本物を使います。座布団の手触りが心地イイですよ。

カードの使用は「Yes/Noの決断カード」のみです。  

講座を終え、参加したみなさんから喜びの声をたくさんいただきました。

(座布団かな?)。 

クロスロードを終えた後、

参加者のみなさんが実際に避難する時に必要な物に〇を付けるオリジナルの「非常用持ち出し品リスト」を作成していただきました。

そして

机の上に並べた16種類に分別している非常用持ち出し品トレンディング風カードから、自分たちの非常用持ち出し品を選んでいきます。

つづいて、自分たちの選んだ品数と同じ重さのリュックを背負うゲームを体験していただくこと、山歩きされる人たちの「リュック収納術」を解説し、実際に背負っていただくことでリュックの重さに大きな差があることを体験していただくことができました。

みなさんから「重いね」「これなら大丈夫かな」など貴重な声が飛び交い、スタッフ一同あらためて、避難するときの大切さを見つめ直すいい講座でした。

 

わたしたち兵庫県防災士会では、講座や研修、ときにはイベント参加を通じて、防災に関する学びの場、そして、助け合いの絆を生み出すコミュニティの場を提供していきます。

たくさんの方々からのご依頼を待っています。